商店街

オレは現在51歳
オレが子供の頃…40年以上前か？
あの頃は日本全国の駅前に商店街があった
そして子供心に晩ご飯の買い物をするオカンの後をついて回るのが
とても楽しかった
あの、年末のアメ横みたいな人々の活気
生きるパワー
何故か商店街を歩くだけで、気分が高揚したのを覚えている

そして現在
仕事柄、ライヴツアーで毎年日本全国を回っている
そしていろいろな商店街で
去年は営業してた店がシャッターが降りたままで
本当にシャッター商店街になってしまってる街も
珍しく無くなってきた
「時代」
そう言ってしまうのは簡単だ
でも、今の商店街の代わりの大型スーパー
昔のような活気には全く出会えない
肉にしても魚にしても野菜にしても…
こちらの質問にキッチリと答えられる、応えられる店員はほぼいない
商店街にあった専門店だからこその、商品に対する意識が、
専門職ならではの造詣の深さがあった
今でも商店街を見つけると、ついつい寄ってしまい、
余計なモノを買ってしまう（笑）
でも料理法をちゃんと教えてくれるから、無駄にすることは無いし、
料理のレパートリーも増える
そしてお約束の「お釣り30万円」も（笑）
「時代」のせいにはしたくない
ただ、人対人の販売方が人対モノに変わってきたんだろう
人は関わり合う事によって、いろいろな成長がある
なぜなら自分と全く同じ人は居ないから
何かの刺激を受けるから

とても悲しい時代だ
店員さんも買い物する客も、
お互いが成長し合う専門店の集まり「商店街」
そして思わぬ発見や新しい刺激に出会える「商店街」
大切にしたいものだ

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主催: 一般社団法人横浜市商店街総連合会 / 投票期間: 平成30年6月1日（金）～ 7月31日（火）
各賞: 金賞1点、銀賞3点、銅賞5点